はじめに
皆さまは、新しいことや未知の世界に飛び込んだり、これまでできなかったことや挑戦してこなかったことに果敢に挑戦し、チャレンジされていますでしょうか。今までできなかったことや、煩雑で後回しにしてきたこと、あるいは「誰かがやるだろう」と任せてしまっていることはありませんか。
皆さまも幼い頃、努力と鍛錬によって、できなかったことができるようになったときの喜びを覚えていらっしゃるはずです。幼少期は、すべてが新しい世界に満ちあふれ、好奇心と探究心をもって、恐れることなく未知の世界に飛び込み、さまざまな経験を通じて自身の力や糧を育んできたことでしょう。
今、私たちは大人となり、社会に出て「大人」と呼ばれる年齢になりましたが、その時の気持ちを忘れてはいないでしょうか。
私自身、かつて東京で社会経験を積み、さまざまなことを学びました。そして地元である富士五湖に帰郷し、生まれ育った地域に貢献したいという思いが芽生え、模索していた時に青年会議所と出会いました。当初は、この団体がどのような意味を持つのか分かりませんでしたが、活動の中で青年会議所が掲げる三つの信条「修練」「奉仕」「友情」に出会いました。その中でも、私の心を最も動かしたのは「修練」でした。仲間たちと共に、今まで自分ができなかったことや苦手だったことに向き合い、取り組み、成果を生み出すことができたときの喜びは、何ものにも代えがたいものでした。そして、その喜びを仲間たちと分かち合うことができました。
この思いこの喜びを、これから新たに加わる仲間たちにも伝えていける青年会議所を目指します。
修練
困難に立ち向かい、努力を重ねて成長する姿勢を大切にします。時代が変わっても、挑戦し続ける心と、仲間とともに切磋琢磨する精神は、地域の未来を担う私たちにとって欠かせないものです。
そして今、私たちはこの「修練」の精神を土台に、さらなる飛躍を目指します。
これまで積み重ねてきた努力と成長の歩みを力に変え、新たな挑戦へと一歩を踏み出します。仲間とともに切磋琢磨しながら、地域の未来を切り拓くために、私たちは現状に満足することなく、常に高みを目指して挑戦し続けます。
この「修練」の精神こそが、地域に新しい風を吹き込み、明るい未来を創造する原動力となるのです。
わんぱく相撲富士五湖場所の継続
本年度、富士五湖青年会議所は、昨年復活を遂げた「わんぱく相撲富士五湖場所」に、これまで以上に力を注いでまいります。わんぱく相撲は、単なるスポーツイベントではありません。子どもたちが土俵の上で全力を尽くし、勝敗を超えて心身を鍛える貴重な場であり、仲間と切磋琢磨しながら、礼儀や節度、努力の大切さを自然と学ぶことができる、地域に根ざした事業です。
コロナ禍による中断を経て、昨年ようやく復活したこの事業には、多くの子どもたちや保護者、地域の皆さまから大きな期待と喜びの声が寄せられました。私たちは、このわんぱく相撲を単なる一過性のイベントに終わらせるのではなく、継続的に取り組むことで、より多くの子どもたちに参加の機会を提供し、地域全体の絆をさらに深めていきたいと考えています。
わんぱく相撲を通じて、子どもたちは勝つことの喜びや負けることの悔しさを経験し、その中で自分自身と向き合い、努力することの大切さや、仲間と励まし合うことの素晴らしさを学びます。また、保護者や地域の大人たちも、子どもたちの成長を見守り、応援することで、世代を超えた交流や地域の一体感が生まれます。
今後も、わんぱく相撲を通じて、子どもたちが健やかに成長し、地域の未来を担う人財へと育っていくことを願い、青年会議所一同、全力でサポートしてまいります。地域の皆さまにも、ぜひご理解とご協力を賜りながら、共にこのわんぱく相撲富士五湖場所を盛り上げていきたいと考えております。
富士五湖の自然とともに歩む地域の未来
本年度、富士五湖青年会議所は、富士五湖の豊かな自然を守り、次世代へと受け継いでいく活動に、これまで以上に力を注いでまいります。富士五湖の自然は、私たちの暮らしに潤いと安らぎを与えてくれるだけでなく、子どもたちが四季折々の美しさや生命の営みに触れ、感性や想像力を育む貴重な場でもあります。
近年、環境問題や気候変動の影響が地域にも及ぶ中、私たちはこの自然を一過性の資源として消費するのではなく、継続的に守り育てることで、より多くの人々にその恵みを享受してもらい、地域全体の絆をさらに深めていきたいと考えています。
富士五湖の自然を通じて、子どもたちは新しい発見や感動を経験し、その中で自分自身と向き合い、自然の大切さや仲間と協力することの素晴らしさを学びます。また、保護者や地域の大人たちも、子どもたちの成長を見守り、応援することで、世代を超えた交流や地域の一体感が生まれます。
今後も、富士五湖の自然を守り育てる活動を通じて、子どもたちが健やかに成長し、地域の未来を担う人財へと育っていくことを願い、地域の皆さまにも、ぜひご理解とご協力を賜りながら、共にこの富士五湖の自然を盛り上げていきたいと考えております。
おわりに
2026年、日本は歴史的な転換点を迎えました。初の女性総理大臣の誕生は、社会に新たな価値観と多様性の波をもたらしています。私たち富士五湖青年会議所も、時代の変化をしっかりと受け止め、地域の未来を切り拓く存在でありたいと考えています。
富士五湖の雄大な自然に包まれ、私たちはこの地の未来を想い、仲間とともに集いました。新しい時代の中で、地域の子どもたちや若者が夢を持ち、挑戦し続けられる社会の実現を目指して、活動を進めてまいります。
私たちは、青年会議所の「修練」「奉仕」「友情」の精神を胸に、仲間とともにこの地の未来を切り拓いていきます。富士五湖の自然に抱かれながら、一人ひとりが挑戦し続けることで、地域に新たな風を吹き込み、明るく豊かな社会の実現を目指してまいります。
公益社団法人富士五湖青年会議所
第67代理事長 渡邉 健太
